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函館別院 仏教青年が実践運動

本願寺新報 2013年9月20日号より転載

函館別院 仏教青年が実践運動

 観光地として人気の旧函館市街に建つ函館別院(田中明宏輪番、北海道函館市)。その特色を生かし、多くの人に浄土真宗とのご縁を結んでもらいたいと9月8日、地域行事「BAR-GAI〜旧市街を一夜のバル街に」に参加。明治期のレンガ造りの本堂をモデルに今年再建された新本堂前で、一夜限りのバル(スペインの食堂と居酒屋が合わさったような店)を開き、20、30代の若者をはじめ幅広い世代の人々が訪れにぎわった。
 「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)の一環として行ったこの活動の中心は、同別院仏教青年たちである。

 バル参加は、同別院「実践運動」の重点プロジェクト「地域に根ざした寺院活動—新しいご縁から慶びのご縁へ」の一環。YBAはこだて(函館別院仏教青年会)が中心となって企画・実施した。
 渡辺敬史会長は「若者のお寺のイメージは葬儀や法事のみ。中に入ればお寺ならではの良さがあるが、それが伝わっていない。まずはお寺に来てもらい、『さまざまな人が集まり、活動している場である』と発信していくことが大切。お寺を受け継いでいく若者にこそ伝えなければ」と話す。
 バルは、旧市街西部地区の飲食店が中心となり2004年から年2回行っており、同日は3000人を超える若者らでにぎわった。
 同別院は、モダンな本堂外観や親鸞聖人像、鐘楼をライトアップ。別院門徒がアルコール類とおつまみなどを販売し、本堂入口をステージに、門徒の橋本公志さんと児玉絵里さん、仏青会員の友人などが歌やジャズ演奏を披露した。別院職員たちも雅楽を演奏し、訪れた人たちの注目を浴びた。
 函館市の加賀幸来さん(32)は「ここの前はよく通るが、なかなか中には…。雅楽に興味があったので来てみた。雅楽とお坊さんとが結びつかなかったので新鮮。落ち着きますね」
大塚千尋さん(44)は「こういうイベントがあるとお寺にも来やすい」と語った。
 毎朝お朝事に参拝している前仏婦会長の岸田桜子さん(70)は「若い世代が活動することはいいこと。
ライトアップされた本堂は素敵だった。先祖から受け継いできたみ教えが、新しい本堂と共に一人でも多くの次の世代に伝わり依りどころとなってくれれば」と若い世代の取り組みに喜びを語っていた。
 仏青会員は会場設営や来場者の案内・誘導などで活躍。同別院ボーイスカウトの指導者でもある飯田貴光さん(27)は来場者と接しながら「お寺ではボーイスカウトをやっています。本堂の中もきれいなので、今度ぜひお参りに来てください」と、〝私のお寺〟の良さをアピールしていた。
 田中輪番は「門信徒の皆さまのおかげにより新本堂も完成し、函館別院の新たな始まりの年。その時に若い門信徒たちが『開かれたお寺』へと自ら企画し活動してくれることは本当にありがたい。み教えをもとに地域に根差したさまざまな活動を展開し、地域の方と共に歩む中で、一人でも多くの方にみ教えをひろめていけたら」と語る。
 渡辺会長は「今回の雅楽が注目を浴びたように、伝統的なものも伝え方を少し変えれば多くの人が興味を持ってくれる。さまざまな行事を行う中でそれぞれ特技を持った門徒さんに協力をお願いすれば、これまでお寺と縁のなかった方とも新たなつながりができていく。これからも工夫をこらし、活動していきたい」と手ごたえを感じていた。

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浄土真宗本願寺派寺院活動支援部(組織教化担当) 仏教青年連盟事務局 浄土真宗本願寺派寺院活動支援部(組織教化担当) 仏教青年連盟事務局
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