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「仏縁広めたい」と模擬仏前結婚式
デザイナーの卵が衣装制作、「斬新」と好評

本願寺新報 2014年7月1日号より転載

保育士と仏教青年が合同で

 小樽別院(林安明輪番、北海道小樽市)は5月18日、降誕会の催しの一つとして模擬仏前結婚式を行った。

 同別院では御同朋の社会をめざす運動(実践運動)の具体的活動として仏前結婚式を奨励。昨年には香炉や酒器などの道具を、名産の小樽ガラスで浄土の七宝をイメージして作製することで仏前結婚式のイメージアップを図り、10月に同別院仏青会員の仏前結婚式を公開で挙げることで広く告知した。

 今回は、広く若者に知ってもらう工夫として、札幌デザイナー学院(札幌市)の学生に新郎・新婦の衣装制作を依頼したほか、宗門校の双葉高校(小樽市)仏教研究部に新婦役や式典係などの協力を依頼。両校の学生・生徒の参観を見込むとともに、将来の仏前結婚式のご縁へとつなげる種まきとした。

 同別院の担当職員は「宗祖の誕生を祝う降誕会に模擬仏前結婚式を行うことで、喜びの時も仏前で迎えられることを知ってほしいとの思いで企画した。初参式や仏前結婚式など、人生の節目を仏前で迎えることをきっかけとして、若者に仏縁を結んでほしい。学生たちの自由な発想で衣装を制作してもらうことで世間の注目を集めるとともに、学生たち自身が仏縁に遇うきっかけとなれば。そして宗門校の生徒たちには、未来の結婚ということを想像してもらうことでそこに至るまでの成人や就職など自身の人生を考えてもらい、日々の学業に励むきっかけとしてほしい」と思いを語る。

 模擬結婚式の新婦役は双葉高校の内田亜美佳さん、新郎役はデザイナー学院の藤崎義騎さん。2人は双葉高校吹奏楽部が結婚式ソングを演奏する中で別院廊下を進み、喚鐘と雅楽演奏と共に門信徒や両校の学生・生徒など100人が見守る本堂内に入堂。緊張の面持ちで、誓いの言葉、念珠授与、焼香、祝杯などを行った(写真)。

 新郎・新婦の衣装を制作したデザイナー学院の松山芹香さん(19)と高橋希さん(20)は「小樽ガラスの仏具の由来を僧侶の方から聞いて、透明感ある衣装にした。仏前結婚式をまったく知らなかったので衣装を制作する基準がわからず悩んだが、今日2人が着ている姿を見て、雰囲気にも合っていて感動した。結婚式は、テレビCMなどの影響もあって、ドレスを着て教会で挙げるイメージ。みんなお寺で挙げれることを知らないと思う。今回の結婚式は斬新だし、広く知られるようになれば若者に人気が出るかも」と感想を語る。

 式典進行を手伝った双葉高校仏教研究部の佐藤由佳さん(3年)は「何もかも初めてで、厳かな雰囲気に緊張しました。自分の結婚はまだ全然考えもしていないけれど、まずは患者さんの一番近くで笑顔でいられる看護師になれるよう、学業に励みたい」と語った。

 同別院では毎年継続して行うとともに、双葉高校の生徒たちの宗教教育の一部を担えるものとなるよう、内容の充実を図っていく予定。

模擬結婚式の新婦役つとめた高校3年生 内田 亜美佳さん

模擬結婚式の新婦役つとめた高校3年生 内田 亜美佳さん
 小樽別院での模擬仏前結婚式で新婦役を務めた宗門校の双葉高校仏教研究部の3年生。

 「部に依頼があった時にジャンケンで負けて…」と笑う。「緊張したけど、デザイナー学院の方が制作したステキな衣装を着て、髪のセットやメークをしてもらい、楽しかった。結婚式は教会でするイメージだけど、仏前は日本人らしくていいかな」と語る。

 「夏に本願寺で開かれる宗教教育研修会に参加したことが一番の思い出。全国の宗門校で、同じように礼拝などを行っていることに、つながりを実感した。授業で仏教の教えを聞いて『なるほど』と納得することも多く、これからも学んでいきたい」

 「結婚はまだ…。看護師をめざしたい。看護師の親の姿を見て、人を大切にできる、尊敬される人になれたらと思う。病やけがで苦しむ人にできることがあるのなら、力になりたい」。

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浄土真宗本願寺派寺院活動支援部(組織教化担当) 仏教青年連盟事務局 浄土真宗本願寺派寺院活動支援部(組織教化担当) 仏教青年連盟事務局
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