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若者とのご縁づくり
フェス開き、仏教の魅力、お寺の良さ発信

本願寺新報 2014年12月1日号より転載

若者とのご縁づくり フェス開き、仏教の魅力、お寺の良さ発信

 岐阜教区寺族青年会と仏教青年連盟は11月15日、宗門が4月から取り組む「子ども・若者ご縁づくり」事業の一環として、お寺とご縁のない一般の若者を対象としたイベント「ご縁フェス」を岐阜市の岐阜別院で開いた。

 寺族青年会は、「同世代にみ教えを伝えたい」と有志18人が昨年7月から岐阜市の繁華街・柳ヶ瀬近くで坊主バー「縁」を毎月第一日曜日に開いている。現在も約半数の客が新規で訪れるなど好評を博しているが、開店から1年が経過したことから次のステップとして「仏縁ができた若者に、今度はお寺に足を運んでもらい、仏教の魅力、お寺の良さを知ってもらいたい」と、お寺を会場とした新たなイベントを計画。その中で、坊主バーの中心となる山田龍之介さん(岐阜市・教徳寺)が「子ども・若者ご縁づくり」事業の青年教化推進委員を務めていることから、教区仏青と協力して同事業として行うこととした。

 仕事のある人も参加できるようにと午後5時から10時まで行われ、まずは10月に竣工した教化センター「香光殿」の記念法要から始まり、色衣・五条袈裟を着用した寺族青年たちが散華を行い、重誓偈律曲の美しい旋律を披露。その後、僧侶と話せるフリータイムをはさみながら、「雅楽ライブ」、布袍、黒衣、色衣などと僧侶のさまざまな法衣を紹介する「坊主コレクション」(写真)を行った。

 来場者90人の大部分は、30、40代を中心とした一般の人たち。坊主バーの客や寺青・仏青会員の友人、知人のほか、インターネットのSNS「フェイスブック」での告知や、柳ヶ瀬で月一回行われるイベント「夜空カフェ」などで青年僧侶たちが配ったチラシに興味を持ち訪れたという人もあり、チラシに載せたQRコードから10人程の事前申し込みがあったという。

 催しは、お寺は初めてという人に親しんでもらうことを第一に、普段の寺院活動にあるものを活用し、見せ方を変えることで若者の心をつかもうと企画。催しの進行に合わせて司会が説明を入れ、法要では「調声人は法要の中心、リードボーカル僧侶」などと親しみやすい言葉で説明。また、催しの後に毎回法話を行い、教えの言葉に触れるご縁を入れるなどの工夫を凝らした。

 若者の反応はさまざま。司会のナレーションに促され、ぎこちないながらもご本尊に合掌・礼拝する人、できない人、しない人。法話が終わった時にお念仏ではなく拍手をする人や、会場後方にいた寺族青年たちの拍手ではなく念仏を称える声にビックリする人など、未知の体験に戸惑いながらも、それぞれ楽しんでいた。

 坊主バーに何度か訪れている勝川みちるさん(39)、五十川義一さん(39)は「催しの一つ一つに説明があったので、お寺のことが少しわかった気がする。〝敷居が高い〟とよく言われるが、岐阜の和尚さんはお話も気軽にでき、親しみやすい」、渋井麻紀子さん(41)は「お寺には行かないのでお坊さんの正装というのをよく見たことがなかったが、お坊さんかっこいいですね」と感想を語る。

 山田さんは「若者にお寺に足を運んでもらえて良かった。繁華街で行う坊主バーは、ご縁のない一般の若者に仏青の公開講座などの行事を伝える発信源としても活用できており、続けていきたい。坊主バーと催しをセットに繰り返し開いていき、若者がお寺に参り、1座2席の法話をきちんと聞いてもらえるようになるのが目標。今回は『子ども・若者ご縁づくり』として行ったが、これまでご縁のなかった若者に足を運んでもらうには、若い感性を尊重し、少したがが外れているぐらいのことを容認する覚悟も必要。ぜひ全国でも、若者とのご縁づくりの活動を行ってほしい」と思いを語った。

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浄土真宗本願寺派寺院活動支援部(組織教化担当) 仏教青年連盟事務局 浄土真宗本願寺派寺院活動支援部(組織教化担当) 仏教青年連盟事務局
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